久保建英が古巣バルサ蹴ってレアル入り選んだ本当の理由・・・
2019年6月22日 レアル・マドリード入りで注目を集めている日本代表の18歳MF久保建英。
ブラジルで開催中の南米選手権(コパ・アメリカ)の初戦・チリ戦に先発フル出場。
「敗戦にあってもレベルの高さを証明した」(スペインのアス紙)と好意的に報じるメディアが多かった。
他にも、久保が10歳から15歳までレアルの宿敵であるバルセロナの下部組織に在籍していたことに触れ、
「レアルの一員として大仕事。バルサは早くも苦悩」(南米メディアのBOLA)と、バルサでプレーするチリ代表の主軸MFビダルを振り切り、シュートに持ち込んだ場面を伝えた。
「南米選手権の取材に訪れた欧州、南米のメディア関係者が揃って『バルサ出身のクボは、なぜレアルに移籍したのか?』と首をかしげている」とサッカー関係者が続ける。
「久保にはレアル、バルサの他にドイツのバイエルンM、フランスのパリSG、オランダのアヤックスがアプローチ。
久保との関係性からいってバルサが一歩リードの状況だったが、バルサの提示した条件が<年俸3300万円。
入団後2シーズンは(二軍の)バルサBチーム>に対して、レアルは<税込み年俸2億6000万円の5年契約。
1シーズン目は(二軍の)レアルBに所属。2シーズン目には、レアルのトップチームもしくは欧州の強豪にレンタル移籍>を提示してきた。この時点で勝負あり、でした」
衝撃的なニュース
久保サイドにしてみたら、古巣のバルサの出してきた条件が「何度交渉しても『絶対に変更はない』の一点張り」(前出の関係者)だったことに加え、
100%許容できない話を聞かされたことも久保の“バルサ離れ”を加速させたという。あるサッカー関係者が、声を潜めながらこう言った。
「バルサの胸スポンサーはRakuten。言うまでもなく三木谷会長兼社長率いる楽天のことだが、17―18年シーズンから4年契約・総額65億円というビッグなスポンサー契約なので、
バルサの契約選手の動向について楽天の三木谷会長兼社長は、かなり口を挟める立場にある。
久保サイドが恐れたのは、バルサBでプレーする2年間、目立ったパフォーマンスを発揮できなかった場合、楽天がオーナーのJリーグ神戸に<レンタル移籍させられる>ことです。
欧州志向の強い久保にとって、Jクラブへのレンタル移籍だけは絶対に避けたい。しかし、バルサと契約すれば、どうしても神戸へのレンタル移籍が現実味を帯びてしまう。
今回の移籍先の選択肢の中から、バルサは早い段階で消えていたのです」
衝撃的ニュースだった久保のレアル入り。その背後では、さまざまなことが起きていたのである。
日刊ゲンダイ 2019/06/22 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/256626/2
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Source: SAMURAI Footballers
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