世界衝撃の無回転FKも収録! 本田圭佑、日本人初の“W杯3大会連続弾”に再脚光
2019年6月14日Football ZONE web
13日に33歳の誕生日を迎えた本田をW杯公式ツイッターが祝福「おめでとう!」
元日本代表MF本田圭佑は今夏限りでオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーからの退団が決まり、新天地を巡って様々な噂が浮上している。13日に33歳の誕生日を迎えたなか、FIFA(国際サッカー連盟)のワールドカップ(W杯)公式ツイッターが日本人アタッカーの誕生日を祝福した一方、「初の日本人選手」とW杯3大会連続ゴールの映像を紹介している。
本田が13日に33歳の誕生日を迎え、W杯公式ツイッターは「ケイスケ・ホンダの33回目の誕生日おめでとう!」と祝福。さらに「彼はW杯3大会連続ゴールを決めた初の日本人選手となった」と記して、本田がこれまでW杯で決めてきたゴール映像を添付した。
本田がW杯初ゴールを叩き込んだのは、2010年南アフリカ大会(ベスト16)のグループリーグ初戦カメルーン戦(1-0)だ。本田を1トップ起用というぶっつけ本番の奇策で臨み、MF松井大輔のクロスをファーサイドで受けた本田が抜擢に応える決勝弾を叩き込んで1-0と勝利。また第3戦デンマーク戦(3-1)では強烈な無回転FKでネットを揺らし、芸術的な一撃は世界に衝撃を与えた。
2014年ブラジル大会(グループリーグ敗退)でも本田は勝負強さを見せつけた。初戦コートジボワール戦(1-2)の前半16分、左サイドからエリア内でパスを受けた本田は、巧みなステップから左足を一閃。豪快な一振りでニアサイド上を打ち抜き、日本に先制ゴールをもたらした。しかし後半、3分間で2失点を喫して1-2と痛恨の逆転負けを喫している。
切り札の立場となったロシア大会でも光った“勝負強さ”
2018年ロシア大会では切り札の立場となり、第2戦セネガル戦で1-2と劣勢の後半27分から途中出場。すると同33分、左サイドからの折り返しにFW岡崎慎司(レスター・シティ)が中央で潰れ、その背後に走りこんでいた本田が左足でゴール。試合は2-2で引き分けて勝ち点1を獲得し、再び勝負強さを見せつけた本田は決勝トーナメント進出に大きく貢献した。
本田は2010年から18年大会まで日本人選手として初のW杯3大会連続ゴールの偉業を成し遂げ、ロシア大会後に代表からの引退を自ら示唆。その後は所属クラブでプレーしながら、カンボジア代表の指揮という二足のわらじを履いて活動を続けている。
日本代表はブラジルで開催されるコパ・アメリカに招待国として参戦し、チリ(17日)、ウルグアイ(20日)、エクアドル(24日)と対戦する。日本の“顔”としてW杯の大舞台で輝きを放った本田のプレーは、いつまでも語り継がれるに違いない。
Football ZONE web編集部
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Source: samuraigoal
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