U20W杯、6/4深夜24時30分から日韓戦が来るぞ!!
2019年6月4日ベースボール・マガジン社WEB
グループステージを1勝2分けで突破し、決勝トーナメント進出を決めた日本代表。日本時間の6月4日、24時30分にキックオフされるラウンド16では、アジアのライバル韓国と対戦することとなった。宿敵を相手にどのような戦いで勝利をつかむか、大一番を前に展望する。
GSに続き決勝Tでも躍進を誓う菅原「16強の壁を越える自信がある」
アルゼンチン破り波に乗る韓国
2003年大会以来、越えることができていないベスト16の壁。「その壁を壊す」(菅原由勢)べく、日本はグループステージ3戦目のイタリア戦(△0-0)から中5日を経て、ラウンド16に臨む。
日本の前に立ちはだかるのは、アジアのライバル・韓国。奇しくも、前回ベスト8に駒を進めた03年大会でも、同じラウンドで対戦した相手だ。今大会では、初戦こそポルトガルに0-1と敗れたものの、2戦目以降はしり上がりに調子を上げ、2連勝でグループFの2位に滑り込んだ。特に第3戦では優勝候補に挙げられるアルゼンチンを2-1で下し、底力を示した。
特に、第3戦でエース・ストライカーのオ・セフンに大会初ゴールを生まれた意味は、韓国チームにとって大きい。193センチの長身FWは、ストロングポイントのヘディングで先制点を決め、チームに勢いをもたらした。
また、10番を背負うMFイ・ガンインも調子を上げている。スペイン・バレンシアですでにラ・リーガ・デビューも飾っている左利きのアタッカーは初戦から随所に才能の片りんを見せつつも、2戦目までは周囲とかみ合わず、孤立するシーンも散見された。ただ、アルゼンチン戦ではその卓越したキープ力とシュートまで持ち込む強引さが相手の守備組織に綻びを生じさせ、勝利につながるゴールの呼び水となったとも言えるだろう。
強豪国を破ったことで自信と手ごたえを手に入れた韓国は、波に乗って日本戦に臨んでくることが予想される。
攻撃のキーマン2人を封じよ!
そんな韓国を迎え撃つ日本は、どう戦うか――。
言うまでもなく、ここまでのグループステージ3試合で見せてきた日本の特長を出すことに尽きる。中でも、第2節メキシコ戦(○3-0)での戦い方は、韓国を破るための見本となるかもしれない。
メキシコには、ディエゴ・ライネスという絶対的エースがいた。日本戦はトップ下のポジションで先発。日本の最終ラインと中盤の間、あるいはサイドと中央の中間レーンで自由に動かれ、味方からパスを受けてはボールを前線へと運ばれた。4-4-2の並びでポジションを取る日本の選手は、そのライネスの動きに手を焼くかに思われた。
ところが、日本は動じることなく、徐々に選手間の距離をコンパクトに保っていき、メキシコのエースを封殺。組織的な守備で主導権を握り、快勝につなげた。
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Source: サカラボ
U20W杯、6/4深夜24時30分から日韓戦が来るぞ!!