<ロッペン>バイエルンでのラストマッチが迫る!今後に言及「強いて言えば中国はない」
2019年5月14日ロッベンは先月末の第31節ニュルンベルク戦で負傷明け初のメンバー入りを果たすと、続く第32節ハノーファー戦、第33節RBライプツィヒ戦ではそれぞれ終盤に途中出場。バイエルンでの10シーズン目は5カ月間の長期離脱を強いられ、「最も美しい1年だったとは言い難い」と振り返るも、18日の最終節フランクフルト戦、25日のRBライプツィヒとのDFBポカール決勝に向けて「ポジティブな形で終えたい」と強調した。
そんなロッベンだが、離脱中の思いについて「時には絶望に陥ったが、それは普通のこと。それでも前を向いていなければならない。2~3回はメンバー復帰のドアの前に立ったけど、開くことがなく、3~4回は階段を転がり落ちてしまった」と表現。「自身の運命を重く受け止め過ぎてはいけない。スタジアムの7万人の誰もがそれぞれ何らかの悩みを抱えている。(元同僚のイケル)カシージャスのような例もある。心臓発作と比べたら足のケガなんて大したことはない」とも話している。
一方で、ロッベンは今後のキャリアに関しては現役を続ける方向に傾いているようだ。「まだサッカーを最高に楽しめているし、身体が通常の状態であれば、フィットネス状態も本当に良いと言える。フィットネステストでそれが証明されたんだ」と明かしつつ、「本来はもっとプレーを続けたい。ただ、大事なのはもう一度重傷や複数の負傷で5カ月間の離脱を経験したくないこと。そうすると楽しむことができなくなるからね」と述べ、「僕は自分の体を知り、何が必要なのか理解している。フィジカル面における力、スタミナ、基礎的なフィットネスはある。まだ4~5年間はプレーできる。そういった感覚は得ている。だが、負傷となれば話が変わる」と続けた。
また今後について、余裕を持ってプレーできる環境は選びたくないようだ。「自分はそういうキャラクターではないし、だからこそそれが少しばかりのジレンマになっているんだ。常に最高の目標、タイトルを目指してプレーしてきた。6位や8位につけるようなチームでどれほどやれるのか正直わからない」と移籍先選びに悩まされているようだ。それでも「たくさんの選択肢がある。ヨーロッパから、そしてヨーロッパ以外からもね」と欧州外に新天地を求める可能性をほのめかした。
『キッカー』のインタビューでは過去にはアメリカ行きを示唆したことについて問われると、「そうだったね。ありかもしれない。強いて言えば中国はないかな」と返答。「すべてにおいてプラスとマイナスの面があるからね。最終的には確信しての決断ではなければいけない」と慎重な構えを覗かせている。
古巣のフローニンゲンやPSV、MLS(メジャーリーグサッカー)やFC東京といったJリーグクラブからのラブコールが報じられてきたロッベン。今年1月に35歳の誕生日を迎えた右ウィングだが、来シーズンは独自のリズムで右サイドから切り込み左足でファーサイドにシュートを沈めるプレーはどのリーグで見せてくれるのだろうか。
5/14(火) 6:05配信 goal
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190514-00010001-goal-socc
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Source: samuraigoal
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