フランクフルト、ホームで耐え抜きチェルシーと辛くもドロー…セカンドレグに望み/EL準決勝
2019年5月3日フランクフルト、ホームで耐え抜きチェルシーと辛くもドロー…セカンドレグに望み/EL準決勝
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグが2日に行われ、フランクフルトとチェルシーが対戦した。
フランクフルトはELではホーム戦11試合負けなし。要塞と化したコメルツバンク・アレナでチェルシーから勝利を狙う。セバスティアン・アレが負傷、アンテ・レビッチが出場停止という厳しい状況で、ゴンサロ・パシエンシアが先発。長谷部誠は最終ラインではなく、アンカーとしてのポジションに入った。チェルシーはエデン・アザールがベンチからのスタートとなり、ウィリアン、ペドロ・ロドリゲス、オリヴィエ・ジルーが最前線で起用されている。
試合は地力で上回るチェルシーがじわりじわりとフランクフルトに圧力をかけるが、先手を取ったのはホームクラブ。ショートカウンターから左へ展開すると、フィリップ・コスティッチが低いクロス。これをルカ・ヨヴィッチが頭でファーへと流し込み、巧みなシュートでゴールを陥れた。
それでも、チェルシーが押し返し、43分にはロフタス=チークが長谷部を振り切ってシュートを放つ。これはゴール左へと惜しくも外れるが、フランクフルトはどんどんとラインを押し下げられていく。
すると前半終了間際、コーナーキックのこぼれ球から最後はペドロがゴール右隅へとシュートを突き刺し、同点に。
後半に入ると、チェルシーの一方的なペースに。ウィリアンやロフタス=チークが次々と仕掛けてシュートチャンスを作る。長谷部もウィリアンへのスライディングからイエローカードを受けてしまう。
さらに、チェルシーは62分にアザールを投入し、畳み掛けにくる。防戦一方のフランクフルトはゴンサロ・パシエンシアを入れ、前線に起点を作ろうと試みる。
その後もチェルシーペースで進むが、GKケヴィン・トラップの好守もあり、フランクフルトは何とか耐えていく。するとダニー・ダ・コスタのクロスにパシエンシアが飛び込み、見せ場を作ると、コーナーキックにフリーでダビド・アブラームが合わせる。しかし、シュートは枠を捉えられない。
最後はフランクフルトがホームの歓声を受けながら、勝ち越し点を奪いに行きつつ、90分間が終了。1-1で次週のセカンドレグを迎えることとなった。
■試合結果
フランクフルト 1-1 チェルシー
■得点者
フランクフルト:ヨヴィッチ(23分)
チェルシー:ペドロ(45分)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190503-00010002-goal-socc
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Source: samuraigoal
フランクフルト、ホームで耐え抜きチェルシーと辛くもドロー…セカンドレグに望み/EL準決勝