冨安健洋のプレーについて「ブンデスリーガが理想的。イングランドは彼には向いてない」
2019年4月23日そのプレーオフ2で首位を走っているのがシント=トロイデン(STVV)である。遠藤航、冨安健洋、鎌田大地ら6人の日本人選手を擁するチームはレギュラーシーズンを6位で終了。7~15位と2部の3チームを加えた計12チームがA、Bのふたつのグループに分かれるのがプレーオフ2で、現在は総当たり戦が実施されている。
その結果を受けて、それぞれの1位同士が対戦。勝者にはヨーロッパリーグ(EL)予選の参戦権を賭けたプレーオフ1チーム(4位)との対戦権が与えられる。
欧州の移籍マーケットで声価を急速に高めているのが、ほかでもない、20歳にして日本代表の主軸の一角を担うCB冨安である。
ドイツの移籍専門サイト『tranfermarkt』が付けた推定市場格はすでに900万ユーロ(約11億7000万円)にのぼる。日本人選手では1位中島翔哉(アル・ドゥハイル)の1800万ユーロ(約23億4000万円)、2位武藤嘉紀(ニューカッスル・ユナイテッド)の1000万ユーロ(約13億円)に次ぐ、堂々3位の評価額だ。STVVではトップの数値を誇り、ジュピラーリーグ全体で見ても8位。どれだけの注目株に成り上がったかが分かる。
クラブとの現行契約は2021年6月まであるが、今シーズン終了後のステップアップ移籍が有力視されている。そんななか、STVVの最終ラインで冨安とCBコンビを組む熟練工がその実力に太鼓判を押した。32歳のポルトガル人DFジョルジュ・テイシェイラだ。
これまでポルトガル、イスラエル、イタリア、イングランド、スイス、ベルギーで活躍してきた渡り鳥は、ベルギー全国紙『HBVL』の取材に応じ、日本の若きサムライをこう評した。
「シーズン当初はいろいろとアドバイスしたりもしたけど、本当にトミ(冨安)は試合を重ねるにつれてどんどん成長していったよ。彼はまだ若く、ディフェンダーとしての伸びしろもふんだんに備えている。輝かしい未来が待っているだろうし、遅かれ早かれもっと大きな舞台に到達するだろうね。個人的にはドイツのブンデスリーガが理想的かなと思う。イングランドは彼には向いてないように感じるな」
ドイツのほうがベターだという具体的な理由には言及していないが、その目を見張るばかりの急成長に驚きを隠せない様子だ。
日本代表と欧州リーグでハイパフォーマンスを連発し、飛ぶ鳥を落とす勢いの冨安。はたしてこの夏に活躍の場を移すのか。実に楽しみになってきた。
4/22(月) 5:18 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190422-00010001-sdigestw-socc
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Source: サカラボ
冨安健洋のプレーについて「ブンデスリーガが理想的。イングランドは彼には向いてない」