カズ52歳初ゴールへ「あと一歩だったね」 17歳斉藤にキング魂注入
2019年4月8日 J2は7日、各地で11試合が行われ、横浜FCのFW三浦知良(52)はホームでの福岡戦で3戦ぶりに先発した。
自身のJリーグ最年長出場記録を52歳1カ月12日に更新。後半7分までプレーし攻守に健在ぶりを示した。
J史上最大の“35歳差コンビ”として同時先発したU―20日本代表FW斉藤光毅(17)は同点につながるPKを獲得するなど活躍。試合は1―1のドローに終わった。
あと一歩で52歳の初ダンスが見られそうだった。前半42分、スピードに乗ったカズがエリア内に走り込む。
左から絶妙なクロスが入った。だが伸びてきた相手DFの足が一瞬早く触れた。
「ほんの一瞬、あと一歩だったね。レアンドロなら、あそこに出してくれると思って走った」。
惜しくも幻に終わったが、ゴールのイメージはできていた。
3戦ぶりの先発は、前線で17歳の斉藤と組んだ。35歳差の同時先発はJ史上最大。
試合前、カズは「ピッチの中で年齢は関係ないからな」と伝えた。斉藤は「カズさんにそう言ってもらい、伸び伸びできた」と答えた。
後半34分、その斉藤のシュートがPKを誘発し、同点に持ち込んだ。最高の形でカズの魂は若手へと注入されていた。
前半2分に右クロスに飛び込み、同26分には胸トラップから右に展開。シュートはゼロながら、見せ場もつくったカズは0―0の後半7分に交代した。
「最低限、勝機を残して交代できた。体で感じるコンディションは良かった」と言う。
日々、スプリント系の練習でも10代選手に負けずにこなしていることは原動力の一つ。年の差コンビはカズにも刺激的だった。
イスラエル4部では4日に73歳のGKがフル出場したことが報じられた。カズも常に年長記録がつきまとう身だが、「僕の中で最年長出場記録は重要でない。
大切なのは先発して勝利に導く。その中でゴールを決めること」と言った。ほとばしる情熱。
この日は家族、タレントの田原俊彦、元ボクシング世界王者の内山高志氏も応援に駆け付けた。誰もが情熱の結晶のゴール、そして、52歳の初ダンスを待っている。
▼森保監督 本当によく動けるなという、驚きと尊敬ですね。私よりも2つ年上の先輩がまだ現役でいるというのは、自分のことを考えると凄いなって本当につくづく思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000013-spnannex-socc
4/8(月) 5:30配信
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Source: samuraigoal
カズ52歳初ゴールへ「あと一歩だったね」 17歳斉藤にキング魂注入