【競馬】暗女「えっ……?ワイさんって競馬ファンだったんですか?」ワイ「せやで。週末は大体競馬やってるんや」ワイ「暗女ちゃんはそういう遊びせえへんからわからんやろうね」→暗女「」
12月 18, 2020暗女「は、はぁ……」
ワイ「暗女ちゃんはそういう遊びせえへんからわからんやろうね」
暗女「あ、あっ、いえ、あのっ、」
ワイ「気を遣わなくてええで。ワイは女っ気ないから理解される趣味作れないんや」
暗女「そ、そ、そうじゃなくてっ、あっ、あ、あた、」
女上司「おーいワイーちょっと来てー」
ワイ「あーもうなんやねん藪から棒に。ほな暗女ちゃんまたな」
暗女「あ、あっ、……あうあう」
引用元: ・暗女「えっ……?ワイさんって競馬ファンだったんですか?」
暗女「はぁ……ふぅ……」
同僚女「よっ!なーにため息ついてんの!」
暗女「わわっ!同僚女ちゃん、……ならいっか……あのね、」
同僚女「へー、ワイくんって馬が好きだったんだ。なんか意外っていうか」
暗女「あ、あんまり……自分の話、してくれないから…」
同僚女「情報ゲットして嬉しかった、と」
暗女「う、うん……でも、私からは何も……伝えられなくて」
同僚女「あーわかる。ワイくんって一方通行だもんね」
暗女「そ、そうなんだけど……詳しくないし…」
同僚女「別に詳しくなくていいって。ワイくんに教わればいいんだし」
暗女「お、教わるって…!私は競馬をやりたいとは……」
同僚女「良いきっかけが出来るかもしれないんだから。ねっ?」
暗女「う、うん……」
暗い(……兄さんに聞いてみよう)
最後の暗いにじわる
暗女「わ、笑うなー!」
兄「いやすまん。今まで気にもしなかったのに……急に……なあ…?」
暗女「……うぅ」
兄「わかったわかった。聞かないって。競馬がどんなものか知りたいなら、実際に行くべきだな」
暗女「行くって、見に行くの?」
兄「平日にもナイター競馬って開催されていてな。丁度良いから明日仕事終わって行くか」
兄「ここが競馬場だ。広いだろう」
暗女「うわー!イルミが綺麗だー!思ってた絵と全然違うー!」
兄「デートスポットでもあるからな。周り見てみ?カップルがちらほらいるぞ」
暗女「わあ…!」
兄「まあ客層のメインは親父連中だけどな。男に臭いイメージもだいぶ薄れちゃいるが」
ワーワー!ワーワー!
兄「おっ、丁度レースの最中だな」
暗女「ん?」
兄「あはは。ワイさんはどこから買います?」
ワイ「ワイは5ウインフラクタルやな!園田Bクラスの馬がC2で負けるかいな」
兄「ほう……前走は転入3戦目でC1を3着ですか。しかもC2レースなら狙い目ですね」
ワイ「せやろ?彼氏くんめっちゃ詳しいやんけ!」
暗女「……(ぜ、全然わからない)」
暗女(……マルチ?)
兄「僕は素直に7ラヴミーアーサーですね。持ち時計は無くとも世代上位のフルゴリラ相手に0,1秒差なら、ここに入って勝ち負けでしょう?」
暗女(……ゴリラ?)
ワイ「せやけど安いからなーワイも買うけど飛んでくれた方がええわ!」
暗女(……馬が飛ぶ?)
兄「来たばかりですし、とりあえず当てたいですから。紐は4,5,6に馬連を流します」
ワイ「おーウインフラクタル買うんか!ええやん」
兄「暗女はどうする?」
ワイ「せやったら勝つと思う馬を選んでみたらどうや?」
暗女「か、か、勝つ、です、か…?わ、わわっ、わかりません…」
ワイ「暗女ちゃんの勘でええんや。ビギナーは感覚でまず選んだらええで」
暗女「じ、じゃあ……1で」
ワイ「レッドヴェルサスやな。なんでこれなんや?」
暗女「……な、名前が……良い…かな、……って」
兄「……」
暗女「そ、それに……1番だから…1番に来るかな、って…」
兄「プッ」
暗女「~~~!!!!」
ワイ「なんやなんや喧嘩はあかんで!チャンスあると思うで」
暗女「ほ、本当ですか!?」
ワイ「そらどの馬にも勝つチャンスはあるんやからな。自分が選んだ馬を応援せなあかんな」
暗女「は、はい!」
ワイ「ほなマークシート書きにいこか!」
19:45発走
ワイ「あーーーーあかん!」
兄「よしよし」
暗女「えっ?えっ?」
ワイ「あかーんワイは暗女ちゃんの1買ってへんから外れや!」
暗女「で、で、でも、ワイさんの…5は来ましたよ…?」
ワイ「せやねん、軸は来てるんや軸はな。でもあかんねん」
暗女「???」
兄「8が3着なら当たってましたね」
ワイ「そうやなーまさか暗女ちゃんの馬に負ける思わんかったんやー」
暗女「わ、わっ、わたしのっ、せいですか?!」
Source: オルフェンズの仔~~競馬ネタ予想まとめ
【競馬】暗女「えっ……?ワイさんって競馬ファンだったんですか?」ワイ「せやで。週末は大体競馬やってるんや」ワイ「暗女ちゃんはそういう遊びせえへんからわからんやろうね」→暗女「」